医薬品でない食品の効能表記は、薬事法で制限されています。 しかしお客様の知りたい情報は、この効能ではないかと思います。 数年の取り扱いの中でお客様より驚くような効能もご報告頂いているのですが、それらの効能についてはここで申し上げる事は控えさせて頂きます。 「苦丁茶(一葉茶)専門店」では外部機関に「成分分析」も依頼し、科学的な面での効能実証も行っております。 苦丁茶(一葉茶)には成分分析から、ウルソール酸、β-アミリン、ルペオール、タラクセロール、 ウバオール、β-シトステロールといった体に有効な成分が含まれています。 これらの成分が人間の体の機能を正常に戻し、人間の体が本来持っている免疫力や病気に対する抵抗力を回復させる、そういう効能があります。 日常的に飲んで頂く事で健康維持につながる有効な健康茶、それが苦丁茶(一葉茶)です。
【苦丁茶の歴史と文化】 「苦丁茶」は「茶」と名が付いていますが、いわゆる「つばき科」のお茶の葉ではなく、広東省、福建省、雲南省、浙江省、貴州省、四川省、海南島など中国南方で地方ごとに古くから薬草として利用されてきたそれぞれの植物によって作られ、種類もいくつかあります。 ここではその中で、花粉症に有効と評価されたモチノキ科の苦丁茶を、紹介します。 別名 菠蘿樹、大葉茶、苦灯茶とも呼ばれ、 数年前から中国本土では天然アミノ酸、各種ビタミン類、ミネラルなどを多く含むため、解毒・解熱・抗菌・疲労回復・ダイエット・老化防止の健康茶として話題になっており、現在では、広東華南農大、華南中医大で研究開発されています。 苦丁茶は、2000年の歴史を持つ中国の保健飲料で、明朝の李時珍(1518〜1593,明末の 本草学者)著の《本草綱目》に皐盧(タラヨウ)、葉の形は銘茶のよう‥‥、今日人々は用い、名は苦丁と言う、と記載され、”清朝の《英徳県誌》では丁、観音山で産する‥‥、咽喉の病を治療する、と記載されている伝統的な薬草で、古来中国王朝への献上品として珍重されました。 ひと味飲んだ感想としては、すさまじい苦さでびっくりますが、薬の苦さとは全く違ったおいしい苦さの中に、はっきりとした甘さが感じられる、かなり印象的で後を引く味です。 コップに一条、お湯を注ぎ足しながら味がなくなるまで何杯もお飲みいただけます。 また、他の中国茶を淹れる際にひと欠け苦丁茶をブレンドすれば深みのある一味違った味わいのお茶になります。 百拇医薬生活保健の専門資料、中医薬伝播によると、苦丁茶の性味は、苦く甘く大寒、暑気を払い、解毒作用もあることから、急性のコレラやマラリアを治療することができ、そして食道癌、咽喉癌に対して顕著な抑制効果あるそうです。 また、二、三条の茶葉で3〜5リットルも淹れることができて、常温で1週間も変色、変質しないといわれています。 |